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みかわ ただのりの日記

使用上の注意を正しく守って、個人の感想であり、まあ落ち着こう。 http://xap.hatenablog.com/entry/2015/11/01/211243

冒険者のススメ

[初出:slashdot.jp 2010/12/01 冒険者のススメ | xapの日記 | スラド]

子供の頃、世の中の99.9%の男児がそう思うように、自分も「冒険者」になりたいと思った。

反論は受け付けない。

勿論、精神的な意味での冒険野郎ではなく、リアル冒険者だ。
迫りくるモンスターをバッタバッタとなぎ倒し、強大な敵に立ち向かうアレだ。

まあ、俺、頭悪いから戦士かなー、なんて世界中のウォーリアー協会を敵にまわすような事を考えた時期もあったが、鉄パイプ屋さんに就職した際、太さ2cm、長さ1m強の鉄の棒を不用意に片手で持って、ばっちり手首と肘を痛めた事から、あんな細身の剣レベルでこのザマなのに、グレートソード級の鉄塊をブンブン振り回すとか絶対無理と悟り、早々に戦士の道は辞退。

じゃあ、盗賊かなーとも思ったが、この世知辛い世の中での盗賊修行は、かなりのリスクが発生するということで、へたれ根性全開で断念。

よしそれならば、と僧侶を目指そうと考えるも、自分は特に何の信仰心も無い事に愕然とし、こんなんで僧侶なんか名乗っちゃったら、逆に天罰食らうよねーと、0.5秒で辞退。

そんなわけで、残す道は魔法使い。
魔法なるものがこの世に本気で存在するのか微妙ではあるが、いろいろ探ってみると、世間には「ウィザード」とか呼ばれる人が存在する業界がある事を知る。
コンピューターのプログラマー界隈である。
早速、コンピューター業界に潜入することに成功し、まさに外道な仕事をコツコツとこなしてみたが、一向に魔法が使えない。
気がつくと既に三十路に突入し、このままではいかん、と更に情報を探ると驚愕の事実に突き当たった。

「男は、30歳まで○○を貫けば、魔法使いになれる」

な、なんと!
神の悪戯か、悪魔の業か、○○は冒険者見習い時代に既に失ってしまっている。
それどころか、このとき既に2度ほど結婚を済まし、子供までいらっしゃる状態。
くそ!こんな俺が何故とは思ったが、全ては俺を魔法使いにしない為の巧妙な罠だったかっ!
とか悔やんでも、後の祭り。失った○○は却って来ないのである。
しょうがないので、魔法使いは諦めるしかない。

残る道は、賢者。
というわけで、これから、俺は賢者を目指します。